認知症の診断書はどうやってもらう?取得までにかかった時間と苦労

介護の実務
【3行まとめ】
・診断書は「もの忘れ外来」や「精神科・神経内科」等の専門医で作成してもらう
・本人が受診を拒否すると、それだけで時間がかかる
・施設入居など、診断書が必要になるタイミングは意外と早くやってくる

グループホームへの入居を検討し始めたとき、真っ先に必要になったのが認知症の診断書でした。ところが、この診断書を取得するまでに、想像以上に時間と手間がかかりました。

どこで診断してもらえるのか

認知症の診断は、主に「もの忘れ外来」「精神科」「神経内科」「老年科」などで受けられます。

かかりつけ医がいる場合は、まずそこで相談し、必要に応じて専門の医療機関を紹介してもらう流れが一般的です。

一番の壁は「本人の受診拒否」だった

制度上の手続きそのものより大変だったのは、本人が「自分は大丈夫」と受診を拒否したことでした。

「もの忘れ外来に行こう」とストレートに誘うと、本人がプライドを傷つけられたように感じ、かたくなに拒否する場面が何度もありました。

我が家では、「最近ちょっと体調が心配だから、念のため検診を受けてみよう」といった、本人の気持ちに配慮した誘い方に変えることで、少しずつ受診につなげることができました。

診断までの流れ

実際の流れとしては、おおむね次のようなステップでした。

1. かかりつけ医、または直接専門の医療機関に相談・予約
2. 問診・認知機能検査(簡単なテスト形式のものが多い)
3. 必要に応じて画像検査(MRI・CTなど)
4. 診断結果の説明、診断書の発行

予約から診断書の発行まで、我が家の場合はトータルで1ヶ月以上かかりました。

早めに動いておいてよかったこと

施設入居の相談を始めてから診断書が必要だと分かり、慌てて予約を取ったため、時間的にかなり余裕がない状態になってしまいました。

振り返ると、施設入居をまだ具体的に考えていない段階でも、「もの忘れが気になる」と感じた時点で、一度専門医に相談しておけば、その後の対応がもっとスムーズだったはずです。

診断書が必要になるタイミングは早い

診断書は施設入居の場面だけでなく、介護保険の認定調査、成年後見制度の利用など、さまざまな場面で必要になることがあります。

「まだ大丈夫だろう」と先延ばしにしがちですが、必要になるタイミングは思っているより早くやってくる、というのが実際に経験した実感です。

次回は、介護と仕事の両立で、在宅勤務をどう活用したかについて書きます。

(本記事は個人の体験に基づく情報整理です。受診先・手続きの詳細は、かかりつけ医や地域包括支援センターにご確認ください。)

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