・症状の進行で、他の利用者とのトラブルからデイサービスを断られることがある
・施設を責めても状況は変わらないため、次の受け皿探しに早めに動くのが大事
・こうした事態は珍しいことではないと知るだけでも、気持ちが少し楽になる
デイサービスに通い始めてしばらくした頃、施設から「他の利用者とのトラブルが続いており、利用の継続が難しい」という連絡を受けました。正直、頭が真っ白になりました。
突然の連絡に感じたショック
それまで、デイサービスは「日中の見守りをお願いできる、ありがたい存在」という位置づけでした。
その施設から利用を断られるという知らせは、想定していなかった事態で、家族としてどう受け止めればいいのか分からず戸惑いました。
何が起きていたのか
詳しく話を聞くと、認知症の症状として、周囲への気遣いが薄れ、突然怒り出してしまうことが増えていたようです。
本人に悪気があるわけではなく、症状の一つとして起きていることだと理解はしていましたが、それでも「迷惑をかけてしまった」という申し訳なさは強く残りました。
施設を責めても状況は変わらない
最初は「もう少し配慮してもらえないものか」という気持ちもありましたが、施設側にもスタッフの数や他の利用者への配慮など、事情があります。
施設を責めることにエネルギーを使うより、次の受け皿をどう確保するかに意識を切り替える方が、結果的に建設的だと気づきました。
次の一手として動いたこと
我が家では、ケアマネージャーに相談し、次のような対応を進めました。
・症状の特性(怒りやすいタイミング、落ち着く声かけの方法など)を新しい受け入れ先に事前に共有する
・利用者数が少なく、より手厚い見守りが可能な施設・サービスを探す
・訪問介護など、デイサービス以外の選択肢も並行して検討する
事前に症状の特性を共有しておくことで、次の施設では大きなトラブルなく通所を続けられています。
こうした事態は珍しいことではない
ケアマネージャーに相談する中で分かったのは、こうした「利用を断られる」ケースは、決して珍しいことではないということでした。
自分たちの育て方や対応が悪かったのではないか、と自分を責めてしまいがちですが、症状の進行に伴って起こりうることだと知るだけで、少し気持ちが軽くなりました。
一人で抱え込まず、専門職に相談する
こうしたトラブルが起きたときこそ、一人で判断せず、ケアマネージャーや地域包括支援センターに早めに相談することが大切だと感じています。
次回は、認知症の進行で変わっていく家族との会話について、記録に残してよかったことをまとめます。
(本記事は個人の体験に基づくものであり、医学的な助言を目的としたものではありません。対応に迷う場合は主治医・ケアマネージャーにご相談ください。)


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